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3/17 22:15 「まどか 感想」 |
【まどか 10】眼鏡編。 10話配信されたーので、感想更新〜。 ニコニコはコメントもネタバレ爆含みっぽいし、何よりもちょー重いので、別のアニメ配信チャンネルでの視聴オヌヌメ。私はアニメワンで見ましたよ。 放送自重で関西も今週は放送中止。関東も引き続き中止。うむむ、春クールも近づいてきているし、東映Kanonの様に最終回2時間スペシャル!とかで帳尻合わせてくれるならまだ良いんだけど、これはガドガードばりの放送打ち切りもありえるのか・・・? 動画配信は11、12話共にありそうなので、そこは感謝としか良いようが無いのですが。ただでさえ、BDの売り上げがdでもない事になりそうだったまどかですけど、この放送中止(延期?)をきっかけに買うことを決意した人も多そうな気が。 ↓ ネタばれ感想始まるよ! ほむほむは新キャラ! 何を言ってるのかわからねーとは思うが(ry と言うわけで、ほむほむは既存キャラの誰かが実は・・・!系ではなく、それ用のキャラが用意されていた全くの新キャラでした。 おいおい、誰だよ鹿目家の赤ん坊だの、OPの黒猫だの、はたまたまどかの分身とか言ってたヤツ! 今どんな気持ち?ねぇ、今どんな気持ち?wwwww やめてください!泣いている子も居るんですよ!(特にまどか=ヴァルプルギスの夜とか予想してた子とか!!) 翻弄してくれるぜ、まどマギェ・・・! 10話は(これまでだって濃かったけど)内容濃かったなぁ。色々と気になる点をちょろちょろと書き出して感想。 【まどか△】 現在の時間軸ではぐすぐすメソメソしている印象の強いまどかですけど、ほむほむ時間軸の一回目、つまりほむらを魔女から救ったときの凛々しさと言ったら。まどかさんと言っても差し支えないほどの男らしさ。 「クラスの皆には・・・ナイショだよっ!」 キタアアアアアこれやああああああ!!あまりの男らしさに「孕む!」と叫んでベッドローリングを決めても不思議ではないレベル。これだよ!皆が魔法少女主人公に求めていたのはこのカッコよさなんだよ! それにしても、この時間軸のまどかは何を「願い」として魔法少女になったんだろう。まさか本当に「でかいケーキ」で魔法少女になっちまったんじゃないだろうか。つーか、やっぱりあの時にマミさんがマミらなければ普通にまどかは魔法少女になってたっぽいですね。 【「まさか」の意味】 ほむほむループ説、というのは早い段階では一話から、一般的に言われ始めたのはマミさんをマミったシャーロットの倒し方を知っていた(シャーロットは本体を攻撃しないと倒せない)段階からよく言われ始めたと(私は)思ってるんですけど、この段階では私はほむほむループ説には否定的だったんですよね。 というのも、ほむほむがマミさんの結界が解けて身が自由になった時に「まさか」って言ってるんですよ。ループで全ての結末を知っているほむほむから「まさか」という単語は出る事はあり得ないって思ってたんですが、今回の繰り返しを見ると起こった事象(マミさんは死ぬ、さやかは魔女になる等)は基本的に起こるけどその時期等は未確定という事っぽい。 なので、あの「まさか」は「まさか(アイツ今回はもう死んだのかよ)」という様な意味だったっぽいですね。ほむほむひでえ。 考えてみれば、完全に同じ時間軸(展開)にしかならないのならば、ほむほむがそもそもループしている意味が無いですし、そーゆー意味では「アナザーワンバイツァダスト」とは違うみたいですね。 別の時間軸上においてでも「一度起こってしまったこと」は全て「運命」として組み込まれ100%再現される「バイツァダスト」とは違って、ほむほむの努力次第では幾らでも結末を変えられる、というのがほむほむの「願い」による力。 実際、今回の一つ前の時間軸では「まどかを魔法少女にギリギリまでしない」事によって「まどかがヴァルプルギスの夜との戦いで命を落とす」という結末を変えていますし。その結果、まどかが更に凶悪な魔女になる、という結末には成ってしまいましたが、「結末が変わった」という事実には変わりは無い訳で。 最初、「まどかがヴァルプルギスの夜を倒すこと」と「まどかが魔女になる事」とが結びつかなかったんですが、あれは魔法少女になったまどかの力が凄まじすぎて、力を放出した瞬間に一気にその反動によって「穢れ」が魔女堕ちレベルまで溜まってしまったって事で良いのかな。馬力のある車ほどボディがあったまるのが早いのと同じ感じ? あと、今回直接の描写が無かっただけかもしれないんですが、ほむほむがQBの本名を「インキュベーター」と知る場面が無かったので、ほむほむが繰り返した時間軸は今回描写された4回(5回?)が全部という訳では無いかもしれない。 【まどかの強さ】 まどかの「強さ」が「ほむほむと出会う前に魔法少女になっていた場合」と「ヴァルプルギスの夜との対峙直前で魔法少女になった場合」で大きく違うのも気になる。恐らく、ほむほむが歴史を変えている事が原因だとは思うんだけど。 うーむ、もしかしてほむほむが時間ループする度にその反動となる「力」がまどかの中に蓄積されているのかもしれない。 QBがほむほむの願いを叶えるときに「君の祈りはエントロピーを凌駕した」と言ってる。つまり、「願いを叶えるのに使う力」とその事によって生み出されるエントロピー=「魔女に反転した時の力」を比較して、それが上回ったときにQBは願いを叶える、という事になる。 つまり、ほむほむがいつまでも魔女にならないで「時を戻り続けている」のはQBにとっては「規格外」(想定外)であり、いつまでも「魔女反転エネルギー」は回収できないのに、時戻りに使われるエネルギーは消費され続けている、という事になる。 そのツケを支払っているのは実はまどかで、その体内には魔女反転した時に放出されるエネルギーが着実に溜まっていて、それが引いては「魔法少女としてのあり得ない資質」に繋がっている様な気がするというのは考えすぎか。 つまりそれはほむほむの「時戻り」が有限であるという事。あまりにエネルギーがまどかの体内に蓄積され続けると暴発、なんてコトになったりする気もするしね。 正直言って、QBがほむほむに穴だらけにされた時に言っていた「君に殺されたのは二度目」というセリフは重視してなかったんだけど、今回(前回も?)の時間軸はまどかに出会う前にQBを一度殺しているからまどかは魔女にならずにいる、という伏線には感服せざるを得なくて、もうどんな要素にも理由がある様に思えてしまう。 【まどかは魔女になるのかどうか】 と言うわけで、今回で残っていた謎の大部分が解けてしまった訳ですが、あと残っている最大の謎はコレ。 実は、九話の時点では私は「まどかは魔法少女になる」と思っていました。誰もがむやみやたらと憧れる「魔法少女」を徹底的におぞましいものとして描くことで、その幻想を文字通りブチ殺したこの作品ですけど、そんな「幻想の無い魔法少女に敢えて成る」という所がこの作品の落し所・・・だとは思っていたんですが、まさか「まどかは魔法少女としての力を使った瞬間に魔女堕ちする」とは・・・。 これではどう考えてもまどかを魔法少女にする事は出来ないよなぁ。もしかしたらまどかを魔法少女として契約させるタイミングが関係するのかもしれないのですが、少なくとも今回の時間軸では既に「最強魔法少女まどかさん即魔女堕ち」ルートを突き進んでいるので、契約=負けってコトになるだろうし。 (最悪なのは、上で書いたようにまどかの魔力が強くなっていることがほむほむのループと関係ある場合。この場合、ループでの修正が効かないので更に「詰み」の要素が増えてしまう) でも、ヴァルプルギスの夜との戦闘時、QBとまどかが契約してヴァルプルギスの夜を倒し最悪の魔女になる、という展開は既に前回通っているのでそれと全く同じルートって事にはならないだろうから、何か仕掛けがしてあるハズ。 その「仕掛け」が何かは分からないのですが、よしんば、ほむほむがヴァルプルギスの夜をまどかを変身させないで倒したとしても既に魔法少女として契約しているほむほむの辿る道は「魔女になる道」のみな訳だから、ほむほむは死ぬか若しくは少なくともまどかからは離れる事になりそう。 まどかの事は守れても、当のまどかはそれとは気付かないでほむほむは去るのみ・・・、ううう、切な過ぎるぜほむほむ・・・!泣いた赤鬼や!というのはありそう。 いや、今回のルートのまどかは「夢」という形で前回の周回を微かに記憶しているまどかだから、もしかしたら、ほむらがまどかの為に何度も周回を繰り返していたことを理解してくれる可能性もある。良かったナァ、ほむほむ・・・!というのもありそう。これは迷うなぁ。 とはいえ、この物語自体既に「リセット」が許されている世界なのでまさかまさかの「全員復活!舞-HiMEかんにんな〜」ルートもあり得る。今回のルートは敗北かもしれませんが、次の周回が提示されて最後は五人揃ってヴァルプルギスの夜に立ち向かい勝利!というEND。これが一番我々の望む形に近い気がする。安易な生き返りでもないのに皆が復活して揃うという奇跡。 残り二話、放送すらも危ぶまれているレベルな訳ですが・・・楽しみに待ちたいですなぁ。 今日のふつおたー >マミさんモグモグした魔女はガン患者だった少女説あり、詳しくは検索するとよろしいかも。
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3/27 00:45 「ひよぴよ二巻」 |
と言うわけで。 ひよぴよえにっき。の二巻かてきた。 先生のブログによると、今回はワンダーグーとComicZINでなんらかの描き下ろしが付くらしいのでその二店に絞って購入することに。(アニメイト京橋店限定メッセージカードは入手難度SSの為諦めた) ここでワンダーグーの登場である。かつて、キャラットの表紙ポストカードが店舗特典として付くので、片道一時間も掛けてわざわざ相模原店に通っていた苦い記憶のあるこの店。遠いんだよ!! しかし、実は通販でもポストカード(特典)が付くことが判明し、その後は通販に頼りきりになり、その内、ひだまりスケッチが表紙になる事もなくなりorz、まぁ、もう二度と店舗には行くことは無いだろうナァ・・・とか思ってたんですが、今回のひよぴよの特典も通販でちょちょいと入手しようかと思って通販のページ(eWonderGOO)を開いてみたら、 おおおおおおおおおお うそだろおおおおおお!!!??? い、意味が分からん・・・いやまぁ、確かにワンダーグーの本拠地(?)は北関東寄りだとは思っていたけど、まさかこんな事態になるなんて・・・。 しかも、しかも今日の昼に問い合わせてみたら「特典付き、あと一冊です」とか言われる始末。マジで?なんだかんだ言って「ひよぴよ」だから月曜の会社帰りでも大丈夫カナー?とか思ってたのに、なんだか急に緊急事態。念のために電話しておいてよかった。 しょーがないので、取り置きを頼んで有無を言わさずに相模原へ。今日は運良く快速を捕まえられたので、意外に早くついて拍子抜け。 なんだ、案外近いじゃないか。まぁ、もう二度と来ないけどな!(ぉ 店舗に着いて、取置きの本ともう一冊くらいは買おうかな、と思って新刊コーナーを覗いたら、特典のない、ひよぴよ二巻自体あと二冊しかない状態。 これ、特典付き元々一冊しかなかったんじゃねえのかという思いをグッと抑えてレジへ。 さあさあ、いよいよワンダーグーの描き下ろしメッセージカードとのご対面ですよ!
引換券になってた。 おいいいいいいいいいい!!!!! これもう一回来いって事じゃねええええかあああああっよおおおおおおおお!!!!! あのな、近所の本屋に寄るって言う感覚じゃねーんだよ、ワンダーグーに行くってのは。横浜市民から言うと、相模原ワンダーグーに行くってのはちょっとした小旅行に近い感覚なんだよ(ぉ これが「ひよぴよ」じゃなかったら店舗で暴れてても不思議ではないレベル。地震の余波、マジで半端ねぇっす。 この後、小田急を使って町田から新宿のZINまでぶっとばす予定だったけど、電話で確認したら「在庫、IPPAIありますよ!」って言われたので、なんかもう月曜で良いやって感じになったのでそのまま帰ってきてしまった。月曜にアキバのZINにでも行こう。あそこは昼休みに行けるし。 と言うわけで、とりあえず二冊。一巻がウチに六冊あったのであと五冊くらいは追加で買う予定。ZINで買うか。 配るぜー、超配るぜー!一巻の時も配ろう!と思ってたんだけどなんとなくタイミングを逃してしまって本棚に眠っていたので完結したこの機にセットで配ろう。 まぁ、そんな紆余曲折のあったひよぴよ二巻ですが、内容の方はもう、言葉も無いレベル。ただ、素晴らしい。ただ、読んで貰いたい。 この本に詰っているものは、ただひたすらに純粋な「愛」だけだと断言できる。もう、ホントにすごいんだよ、琴久先生のキャラに対する愛が。読んでる内に愛で溺れる感覚に幾度と無く襲われること必至。 もうね、何か事件が起きる訳でも、特殊な能力に目覚める訳でも無いんだよ。ただそこに「ちあきとはる」の二人が居て、その二人が笑いあって、泣いて、成長して、そんな本当になんでもない一日一日が愛しく、優しく紡がれている。 ひよぴよがくれる感動は、どこまでも暖かくて、そしてどこか懐かしいんです。 それはきっと、誰もが幼いときにはこうして、誰かに愛されて、大事にされて育てられたんだという事を思い出させてくれるからなんだと思う。 そんな中にも「はるの成長物語」を軸にした骨太な物語がキッチリ一本入っていて、作品全体としてみた場合の構成の上手さ、巧みさは抜群の安定度。 初期の頃、8P内での構成の上手さに驚愕していたけれど、その巧みさがそのまま物語全体の構成にも受け継がれていて、それぞれ独立しているように見える各話のエッセンスがちゃんとラストに繋がるように作られている。 二巻で終わってしまったのは、確かに残念(あおいちゃんとか、もっと見たかった・・・)なんだけど、作品としてこんなに綺麗に終わらせられては、もう納得するしかない。なにより、ラストシーンが本当に良いんだよなー。 「終わってしまう」っていう喪失感じゃなくて、「今までありがとう」とか、「こっちも頑張ろう」っていう「前向きな気持ち」それを与えてくれる作品なんだよ、ひよぴよは。 この作品を雑誌でリアルタイムに追いかけられて幸せだった・・・、心からそう思う。そう思える作品にまた出会えるだろうか。 元々キャラットはひだまりの為に買っていたのだけど、ひよぴよ後半はもう完全にひよぴよの為に買っていたと言っても過言じゃないレベル。MAXや本誌にゲストで行ってたら迷わず購入してただろうなぁ。 まぁ、もう、そんな訳で「ひよぴよ」の事はこのサイトで幾度と無く書いて来たので、今更、という感じではあるのですが、未読の方はこの機会に是非。 あ、あと夏コミで出した「ひよぴよ」の本を二巻発行&完結記念、ってコトでPixivの方にUPしておいたので、宜しければそちらの方も。 つーか、この話を夏コミで出したのは無謀だったなぁ(ぉ 今日のふつおたー >「ワルプルギスの夜=魔女化したほむら」って仮説もあったりなかったりで(^^;
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